ショートステイ転職は給料も仕事もツライ?仕事内容・ブラック環境・人間関係を暴露

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「ショートステイ転職は給料も仕事もツライ?仕事内容・ブラック環境・人間関係を暴露」

近年、特養や介護施設などの入居を希望しても順番待ちの方が増えている影響で、ショートステイ利用者が増える一方です。利用者増加に伴い、やはりどこの施設でも職員の数が足りず求人は豊富。

しかし「ショートステイ」と一口に言っても様々なのを、ご存知でしょうか?

特養や病院などと併設型のショートステイは、施設側の仕事も任されがち。なので、勤務状況がキツく離職率が高いです。逆にショートステイの利用者のみの単独型は、業務負担少なく人気がありますが、施設数が少なく、求人を見つけるのに苦労します

そこで今回は、転職のプロ目線で、ショートステイ転職のコツや、転職の前に知っておきたい仕事環境を徹底解剖!

実際に現場で働いている人のリアルな声も交えつつ、ショートステイの理想と現実をお伝えします。

ショートステイの「短期間」というワードに惑わされるな!

実際に働いてみるとイメージしていたものとはかなり違うことがわかるぞ!その実態を解説しよう!

目次タイトル

ショートステイで働くってラク?実際どうなの?

グループホームの仕事がキツいわ…。認知症の入所者も多いから、徘徊されるわ暴言吐かれるわ…。身体介助やら事務仕事終わらなくて毎日残業続きでヘトヘト…。

なんかさ、ショートステイってラクそうよねー!短期間だから認知症の人とか介護レベルが軽い人多そうなイメージよね!グループホームよりラクそうだな~。
…カオリさん、ショートステイの「短期間」って言葉に騙されてません?

ショートステイって言いつつも、特養の入所待ちで長期間になる人がいたり、病院や特養と併設してるとこだとそっちの仕事までやらされるって聞くっすよ?働いたら結構ブラックだって聞いたことあるっす…。
ショートステイは施設ごとにその特徴があるんだ!利用する施設によって仕事内容が変わることがあるぞ!

自分が働こうと思っている施設がどんなところで、実際の仕事内容がどんなものなのか。キチンと把握していないと痛い目をみるぞ!
短期間というイメージから浮かぶ仕事内容と、実際とのギャップが大きいのがショートステイじゃ…。しっかりと吟味するんじゃよ!

「併設or単独」、「生活or療養」で違う仕事内容

そういえば、カオリ君はショートステイに種類があるのは知っているのかな?
え?ショートステイに種類があるの?
ショートサービスの施設形態は大きく分けて3つあるぞ!

 ショートステイの種類

・単独型:ショートステイ専門の施設
・併設型:介護施設などに併設のタイプ
・空床利用型:入所施設で空きベッドを利用するタイプ
ここからさらに『短期入所生活介護』『短期入所療養介護』に分かれるんだ!
  短期入所生活介護 短期入所料要介護
施設形態・主な施設 福祉系

介護老人福祉施設や特別養護老人ホーム、有料老人ホームなど
医療系

介護療養型医療施設や介護老人保健施設など

サービス内容 レクリエーション

日常生活(食事、入浴など)のお世話
日常生活(食事、入浴など)のお世話

医療や看護ケア
対象者 デイサービスに通っている人

比較的自立できている人
デイケアに通っている人

医療や看護ケアの必要な人
入所期間 最長30日 最長30日

利用者の介護度が軽い人ばかりじゃないんじゃよ?自宅で介護をしている家族がどうしても介護できない場合や、息抜きの為に利用することもあるから要介護5でも利用するケースも多いんじゃ。

短期間といえど利用中に身体機能が低下して介護度が上がることもあるんじゃよ。
うわ…想像してたのと全然イメージ違うかも…。

 施設によって利用者の介護度が変わる

短期間のショートステイだから楽だと思ったら大間違い!比較的介護度の低い人から要介護5まで様々な人が利用します!利用中に身体機能が低下し、介護度が上がることも!

ショートステイだからってラクじゃない!

入所期間が短期間だからといってラクだと思ったら大間違い!特養などと併設している場合にはそちらの仕事まで押し付けられることもあるんです。

ショートステイの落とし穴は2つ!

併設している施設の仕事もこなさなければならないことと、利用者の出入りが激しいので家庭と施設と継続した同環境の介護がしにくいという点じゃ!
利用者の家族から家でやっているのと同じ介護を求められたり、利用者が帰りたいと言ってもその意見をスルー……

つまり、精神的負担の大きいシーンが多い!
利用者の送迎を職員がしてるところが多いから、運転免許が必要な場合もありそうっすね。

施設によっちゃ、胃瘻とか重度の痴呆のひととかストマの人まで受け入れるとこもあるってのも聞いたことあるし…。
えぇ~?家庭と同じ介護って、1人に付きっきりになれないから無理じゃない?

運転免許…は一応あるけど、下手過ぎて運転するなって言われてるのよね…
ショートステイはリピーターが多いけど、初対面の利用者だと家庭での状況がわからずに手探りでお世話しなければならない大変さもあるんじゃよ。
これだけでも結構大変なショートステイだけれど、さらに業務内容は大変だぞ!ショートステイの職員の業務内容をまとめて表にしてみたぞ!
業務 業務内容
日常的介護 ショートステイと言っても介護レベルの低い人ばかりではありません。

そのために排泄や食事、入浴といった日常的な介護が中心になることが多いです。また利用者の送迎や迎えの時の荷物チェックなどを行うこともあります。
家族とのコミュニケーション 介護記録をとって利用者の家族の方へ報告や状況確認を取るのも仕事。

また家族やケアマネから利用者の普段の様子を聞き、家族からの要望を確認して、どこまで要望に応えられるかを判断しながら介護を行う必要があります。
イベントやレクリエーションの企画・運営 レクリエーションや季節のイベントを取り入れている施設の場合、その企画・運営も仕事のひとつです。
併設施設の仕事も兼任 特養などの施設と併設している場合は、人手不足から施設の仕事まで任されることもあります。

うわぁ…。これってある意味特養やグループホームよりも仕事キツいんじゃない?お昼ご飯食べる時間すらなさそうな…。
ショートステイ専門でやっているところはかなり少ないから、ほぼ施設側の仕事も兼任だと思っていた方がいいぞ。もちろん、残業もあるしな…。
現場と家族の要望との板挟みで精神的にかなりキツそうっすね…。

 ありとあらゆることを任される!

身体介護をしつつ、利用者やその家族・ケアマネとのコミュニケーションをとりながら、どこまでの介護が可能かといったことを自分で判断しなければなりません。

また施設によってはレクリエーションやイベントなどの企画、併設している施設の業務までこなさなければならないのです。送迎を行うこともあるので普通自動車の免許が必要な施設もあります。

短期間でたくさんの利用者、だからこそ楽しい

 

車椅子会話  
なんだかショートステイのこと誤解してたみたいだわ…。私には無理かも。
色々と苦労することが多いけど、ショートステイはたくさんの利用者と出会えるぞ!

人と人との繋がりを実感出来るし、楽しい出会いも多いんだ!  
ただその分、コミュニケーションが苦手という人にはちょっとキツいかもっすね。

あと人の顔と名前を覚えるのは苦手な人や、グループホームや特養みたく時間をかけて信頼関係を作って介護したいって人も向いてないかもっすね。
あ、コミュニケーションは大丈夫だと思う。

割と初対面の人と仲良くなるの早いし、話好きだから、その点ではショートステイに向いているのかも。
話好きだったり、誰とでも仲良くなれるタイプの人には向いているようじゃよ。

家庭と施設を行き来する利用者だから、普段の会話から得られる情報も重要。ショートステイはコミュニケーションが重要になってくるんじゃ。

 コミュニケーションを楽しむことができる

ショートステイでは利用者やその家族とのコミュニケーションを取ることも業務のひとつ。会話をすることで利用者の状況を把握し、ケアマネなど従業員同士で情報を共有することも大切です。

実録:こんな施設ではもう働きたくない!体験談・口コミ

施設ごとの傾向はあるが、人間関係のヤバい施設やブラックな施設は、外から見てもわからない!

実際にショートステイで働いていた人たちの体験談を聞いてみよう!

体験談:知らない人だらけで頭がパニックに!

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知らない人だらけで頭がパニックに!(20代 女性 介護職員)

先月からショートステイで働いています。前職はグループホームでした。人の顔や名前を覚えるのは得意だったのですが、予想以上に人の出入りが激しいです。しかも私のいるショートステイでは職員の入れ替わりも激しい…。あまりにも出入りが激しくておぼえきれません!

ウチの施設では胃瘻などの医療ケアが必要な人まで受け入れるため、お世話がかなり大変です。認知症の方は徘徊するひともいるので気を抜けず、昼食もゆっくりとれません。夜勤の時、さすがに寝てるだろうと思ったら、見回りの時に部屋にいなくて慌てて探し回ったこともあります。

こういう医療ケアが必要な人ほどわがままな人が多くてキツいです。ご家族の方も「やってもらって当たり前」感あるし、時々、報われない気持ちになります……

利用者が入れ替わるショートステイは、休日明けになると特に修羅場です。利用者の半分以上が知らない人になっていることもあるので、毎回、お薬や家庭でどんなケアをしているのかの確認をしなければなりません。しかし、ゆっくり確認するだけの時間もないので、慌ただしい中で慎重にすすめる緊張感があります。

また、やっと状況や薬について把握できたと思ったら、利用者さんが1泊ですぐ出て行ってしまうことも。とても細かい要求をしてくるご家族に、後から「どうして家と同じことをやってくれないんだよと怒られた」なんてことも聞きます。
あー…お年寄りに限らず、病人ってわがままになる人多いからなんだかわかるような気がするわ…。女性職員が多いから、いじめやいびりなんてのも日常茶飯事な施設もあるわよね…。
休んだ翌日いつも通り出勤したら半分以上知らない人って…なんてホラーっすか。俺なら覚えきれないっす…。
ショートステイは入所期間が短いから、空きが出るのも早いし埋まるのも早い。

だから回転率が速すぎて頭が追いつかないんだろうな。仕事がキツいし職員の回転も速いところが多いぞ。

まぁ、職員の出入りが激しいのは大抵、ブラックな労働環境とセットだな!
言えと同じペースでの食事や散歩なんかも施設の状況によっては不可能な場合もあるからのう。

家族の要求が細かいとやりきれなくて、あとから文句や苦情を言われるというのもわかる気がするの。

体験談:利用者さんに当たってしまった……

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色々と不満がたまり利用者さんに当たってしまった……(30代 女性 介護職員)

グループホームからショートステイに転職しました。資格もあったので割といい条件での転職だったのですが、入所してびっくり。私以外ほとんどやる気なし…。併設型のショートステイだったので、施設側のヘルプも頼まれ、ショートの担当…と。最初からいきなりあれもこれもと任されてしまい、頭が追いつかず、薬や時間の連絡ミスなどやらかしてしまいました…。薬はほかの人が気づいて対処してくれたのですが、今まできちんとできていたのにと自己嫌悪に陥っています。

周囲にやる気がない人たちが多いため、身体介助の時などペアを組んだ子はあまり手を貸してくれなくて、一度利用者さんが後ろに倒れそうになったことも。

利用者さんに不安や恐怖感を与えたくないって思いながら仕事をしていますが、この仕事、精神的にタフじゃないとキツいかも。
うわー!キター!「職員全員やる気なし」!!要注意!!!

でも、ある意味こうした修羅場だから、指導者訳的な感じで有資格、経験者を雇ったのかもね。
最初から施設側の仕事も…ていうのも無茶ぶりが凄いっすね。パニくるのもわかるけど、メモ取ったりしながらやればミスは減らせるから…。

ただ注意の仕方は気を付けた方がいいっすね。人によってはあれこれ口出しされるのを嫌がる人もいるし…。
人手不足は介護業界の悩みじゃからのう。併設型ならメイン施設の人手不足も十分に考えられる。

予算はないが人は欲しいという併設型も多いから、施設とショート療法の仕事を任されることが多いんじゃ。
作業の進め方で揉めたり、連絡ミスなんかでもめたりするのもあるからなぁ~。

そこに利用者さんや家族からあれこれ言われたり、ショートステイはメンタル的に強い人じゃないとキツいかもな!

療養介護 VS 生活介護…ショートステイ徹底比較!

ショートステイは、他の介護施設よりアリ?ナシ?他の施設形態と比べてみよう!

訪問 VS 通所 VS 住居

 働きやすさは…

◎通所
〇訪問
△住居(ショートステイ)
やはり通所や訪問型の施設は働きやすさが一番!住居型と比べると離職率もかなり低いんじゃよ!
でもショートステイは多くの人と出会えるのが楽しい!って思えるならアリね

ただ、身体介助が多いから訪問型と比べると身体のキツさも倍になっちゃうけど。

ショートステイ VS デイサービス VS デイケア

 お給料・待遇の良さは

〇デイケア
〇デイサービス
△ショートステイ


平均年収でいうと、
・デイケア年収   :330万円
・デイサービス年収 :300万円
・ショートステイ年収:250万円
ショートステイは、特養などの施設の入所待ち機関や在宅介護をしている家族がどうしても家を空ける必要のある時、家族の介護を休みたいときに利用するサービスだ。

日常生活や身体的介助が中心となるため、無資格でも働くことのできる施設が多い。
収入はほかの施設よりも低めになってしまう傾向にあるようだな。
専門資格があるなら、お給料で選ぶのも大事じゃが、介護業界幅広く見てやりたいことができる施設を探す方が継続できるじゃろう。

ただし、この給与ベースはショートステイ単体の場合。特養などと併設型ならば、ぐんと収入もスキルもアップするぞ!

療養介護 VS 生活介護(and…併設 VS 単独)

 仕事の大変さは…

×療養≧併設
△単独
〇生活介護

病気で医療介護が必要な人が利用する療養が、一番仕事が大変だといえるでしょう。

併設型のショートステイは併設している施設の仕事まで任されることがほとんどです。単独型のショートステイでは介護度の高い人がいることが多く一人夜勤もあります。生活介護は主に昼間、日常生活の補助や身体介護を行うため、この中では軽い仕事といえるでしょう。 

介護度が上がるほど、仕事はハードになる。しかし、一旦病養や併設型のショートステイで働いておけば、介護スキルが身についてどこにでも転職ができるようになるんじゃ。

介護福祉士などの資格取得の際にも、仕事に結び付く内容が多くて合格率がぐっと上がるぞ!
確かに!私はじめに働いたのが特養併設型のショートステイでキツかったけど、そのあとの介護職人生で役立つことがいっぱい学べたわ~!!

ショートステイ VS デイサービス VS グループホーム 

 仕事が多様で身につくのは…

◎ショートステイ
〇グループホーム
△デイサービス

 昼間の介護支援はレクリエーションや制作作業を行うなどほとんどの施設で同じように時間が経過しています。

 しかし、デイサービスは昼間のみなのに対し、グループホームやショートステイでは夜勤があります。グループホームの利用者は長期の方が多いですが、ショートステイとなると最短1日の利用と利用者の出入りが激しくなります。

 そのため介護状況やお薬など覚えることが大変ですし、帰宅時に利用者の荷物のチェックや送迎なども仕事内容に含まれることが多いため、仕事量はかなり多いと考えて良いでしょう。

それに、忙しすぎて在宅介護のように1人につき1日つきっきりでいるわけにもいかないから、利用者やその家族が希望するケアができないこともあるんじゃよ。そのことで家族から文句を言われることもあるんじゃ。
そっかー。体力や技術面も大変だけど、在宅介護との差で精神的に大変な面もあるのね。
その分、短期間で多くの利用者に触れて仕事を覚えることができる!コミュニケーションが好きでスキルアップしたいなら、向いている職場といえるだろう!

結論:こんなショートステイでは働くべからず!

結局、職員の出入りの激しいショートステイはやめた方がいいわよね?

療養や病院なんかと併設しているショートは忙しくてブラック環境になりがちで、体力的にも精神的にもキツいから辛そうよね…。
カオリ君、そう焦るんじゃない。職員の人間関係が良かったり、給与や勤務条件の良いショートステイ施設はある!

転職する時の施設見学や、他の施設との比較をしながらの転職活動が大事なんじゃよ。
ひとつ言えるのは、ハローワークだけで転職活動するのはやめた方がいい!

無料で求人が出せるから、ブラックな施設も混じっている。ハロワの職員が現場を見てるわけでもないので、求人票に書いてあることは信頼できん。

アドバイザーのついている求人サービスを使うのが、いい施設へ転職する一番の近道だ!
おおっ!!さっそく使ってみるわ!

 

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